あらし吹く
三室の山の
もみぢ葉は
龍田の川の
にしきなりけり
あらしふく
みむろのやまの
もみぢばは
たつたのかはの
にしきなりけり
Красные листья
С отрогов горы Мимуро,
Где буря бушует,
Пёстрой парчой застлали
Воды реки Тацута.
Данное стихотворение взято из ант. «Госюисю» («Песни осени», книга вторая, 366). Осень в горах Мимуро (пров. Ямато) воспета еще в «Манъёсю».
Река Тацута не протекает близ этих гор. Поэт соединил в стихотворении гору и реку, названия которых вызывали в памяти образы осени.
山里の
春の夕暮れ
きてみれば
いりあひの鐘に
花ぞ散りける
やまざとの
はるのゆふぐれ
きてみれば
いりあひのかねに
はなぞちりける
Горный приют...
Послышался вечерний звон,
А вслед за ним —
Посыпались с ветвей
Увядших вишен лепестки...

夏草の
かりそめにとて
来しかども
難波の浦に
秋ぞ暮れぬる
なつくさの
かりそめにとて
こしかども
なにはのうらに
あきぞくれぬる
Здесь, в Цу, я думал поселиться ненадолго,
Пока трава была густа,
И вот уж осени конец, а я
Всё не могу расстаться
С бухтой Нанива!
* Провинция Цу (позже называлась Сэтцу) — ныне территория префектуры Осака.
* Бухта Нанива — см. коммент. 26, 57.

かくしつつ
暮れぬる秋と
老いぬれど
しかすがになほ
ものぞかなしき
かくしつつ
くれぬるあきと
をいぬれど
しかすがになほ
ものぞかなしき
Осень за осенью
Множил я годы в печали,
А ныне опять
Жалею я осень,
С тоскою её провожаю.

時雨の雨
染めかねてけり
山城の
常磐の杜の
真木の下葉は
しぐれのあめ
そめかねてけり
やましろの
ときはのもりの
まきのしたはは
И зимний дождь
Не смог окрасить иглы
Чёрных сосен
Приметы рощи Токива,
Что в Ямадзаки.
* ...иглы чёрных сосен... — хвойные деревья, растущие в роще Токива (см. коммент. 370, 536), отличаются более густой, тёмной зеленью, нежели обычная.
* Песня ассоциируется с танка Хитомаро, помещённой в данную антологию под № 582.

夕されば
しほ風越して
みちのくの
野田の玉川
千鳥鳴くなり
ゆふされば
しほかぜこして
みちのくの
のたのたまがは
ちとりなくなり
Вечереет, и ветер прибрежный
Гонит прилив,
А поля Митиноку
Оглашаются криком тидори
Над рекою Тама.
* ...поля Митиноку — одна из восточных провинций. Река Тама — протекает в префектуре Мияги. Её долина, так же как и долина реки Сао, славится птичьим гомоном (криками тидори).
ねやのうへに
片枝さしおほひ
そともなる
葉びろ柏に
霰ふるなり
ねやのうへに
かたえさしおほひ
そともなる
はびろかしはに
あられふるなり
Слышу — град бьёт
По листьям широким дубов,
Свесивших ветви
Над горным
Приютом моим...
* Можно провести аналогию с одной из песен антологии «Кокинсю» (свиток «Песни восточных привинций»):
Спелые груши
Свесили ветви свои
Над бухтою Оу.
Под теми ветвями
Прилечь бы с тобою!

命あれば
ことしの秋も
月は見つ
別れし人に
あふ世なきかな
いのちあれば
ことしのあきも
つきはみつ
わかれしひとに
あふよなきかな
Я жив, и потому
Могу луною любоваться
И в нынешнем году.
Но уж не встретить больше мне того,
Кто навсегда ушел.

あはれ人
けふの命を
知らませば
難波の蘆に
契らざらまし
あはれひと
けふのいのちを
しらませば
なにはのあしに
ちぎりらざらまし
Увы! Не знал покойный,
Что ждет его в далекой стороне.
Не обешал бы воротиться в Нанива,
Чтоб любоваться
Листвою нижнею осенних тростников!

石の上
ふりにし人を
尋ぬれば
荒れたる宿に
すみれ摘みけり
いそのかみ
ふりにしひとを
たづぬれば
あれたるやどに
すみれつみけり
Задумал друга старого я навестить,
Но предо мной открылось поле
С цветушими фиалками..,
И вспомнил тут я древнюю святыню Фуру
В Исоноками...

あしびきの
山下水に
影見れば
まゆ白妙に
我老いにけり
あしびきの
やましたみづに
かげみれば
まゆしろたへに
われをいにけり
Широко простёрлось подножье горы,
Где горный поток протекает,
Воды зачерпнув,
Я в нем свою тень увидал:
Брови, и те побелели!
[А.С.] Мб хонкадори на Ки Цураюки
さくらちる
水のおもには
せきとむる
花のしからみ
かくへかりけり
さくらちる
みつのおもには
せきとむる
はなのしからみ
かくへかりけり


宮木ひく
あつさの杣を
かきわけて
なにはのうらを
とほさかりぬる
みやきひく
あつさのそまを
かきわけて
なにはのうらを
とほさかりぬる


あしたつに
のりてかよへる
やとなれは
あとたに人は
みえぬなりけり
あしたつに
のりてかよへる
やとなれは
あとたにひとは
みえぬなりけり


よそにてぞ
霞たなびく
ふる里の
都の春は
みるべかりける
よそにてぞ
かすみたなびく
ふるさとの
みやこのはるは
みるべかりける


心あらむ
人にみせばや
津の國の
難波わたりの
春の景色を
こころあらむ
ひとにみせばや
つのくにの
なにはわたりの
はるのけしきを


我宿の
梢の夏に
なるときは
いこまの山ぞ
見えずなりける
わがやどの
こずゑのなつに
なるときは
いこまのやまぞ
みえずなりける


夜だにあけば
尋ねてきかむ
郭公
信太の杜の
方になくなり
よだにあけば
たづねてきかむ
ほととぎす
しのだのもりの
かたになくなり


郭公
きなかぬ宵の
志るからば
ぬる夜も一夜
あらまし物を
ほととぎす
きなかぬよひの
しるからば
ぬるよもひとよ
あらましものを


一重なる
蝉の羽衣
夏は猶
うすしといへど
厚くぞ有りける
ひとへなる
せみのはごろも
なつはなほ
うすしといへど
厚くぞありける


いかならむ
今夜の雨に
床夏の
今朝だに露の
重げなりつる
いかならむ
こよひのあめに
とこなつの
けさだにつゆの
おもげなりつる


秋は猶
わが身ならねど
高さごの
尾上の鹿も
妻ぞこふらし
あきはなほ
わがみならねど
たかさごの
をのへのしかも
つまぞこふらし


思ふこと
なけれどぬれぬ
我袖は
うたゝある野べの
萩の露哉
おもふこと
なけれどぬれぬ
われそでは
うたたあるのべの
はぎのつゆかな


嵐ふく
みむろの山の
もみぢ葉は
たつ田の川の
錦なりけり
あらしふく
みむろのやまの
もみぢばは
たつたのかはの
にしきなりけり
Красные листья
С отрогов горы Мимуро,
Где буря бушует,
Пёстрой парчой застлали
Воды реки Тацута.
Включено в Огура Хякунин иссю, 69

(Перевод по книге «Сто стихотворений ста поэтов»: Старинный изборник японской поэзии VII—XIII вв./ Предисл., перевод со старояп., коммент. В. С. Сановича; Под ред. В. Н. Марковой. — 3-е изд., доп. и перераб. — М.-СПб.: Летний сад; Журнал «Нева», 1998. — 288 с.)
神無月
ねざめにきけば
山里の
嵐のこゑは
木の葉なりけり
かみなづき
ねざめにきけば
やまざとの
あらしのこゑは
このはなりけり
В месяц без богов
Когда проснулся, услышал,
В горном селении
Шум ветра штормового
По листьям деревьев.
Примерный перевод

芦のやの
こやの渡りに
日は暮ぬ
いづち行らむ
駒に任せて
あしのやの
こやのわたりに
ひはくれぬ
いづちゆくらむ
こまにまかせて
В Асиноя
На переправе Коя
Смеркалось,
Куда я попаду,
Если положусь на своего коня?..
* если ночью он пойдёт по своей воле куда-то
白雲の
上よりみゆる
足引の
やまの高嶺や
みさかなるらむ
しらくもの
うへよりみゆる
あしびきの
やまのたかねや
みさかなるらむ


思ふ人
ありとなけれど
故郷は
志かすがに社
戀しかりけれ
おもふひと
ありとなけれど
ふるさとは
しかすがにこそ
こひしかりけれ


都をば
霞とともに
たちしかど
秋かぜぞふく
志ら川のせき
みやこをば
かすみとともに
たちしかど
あきかぜぞふく
しらかはのせき


氷とも
人の心を
おもはゞや
けさたつ春の
かぜぞとくやと
こほりとも
ひとのこころを
おもはばや
けさたつはるの
かぜぞとくやと


錦木は
たて乍らこそ
朽にけれ
けふの細布
むねあはじとや
にしききは
たてながらこそ
くちにけれ
けふのほそぬの
むねあはじとや


閨ちかき
梅の匂に
朝な〳〵
あやしくこひの
まさる頃かな
ねやちかき
うめのにほひに
あさなあさな
あやしくこひの
まさるころかな


うど濱に
天の羽衣
昔きて
ふりけむそでや
けふのはふりこ
うどはまに
あまのはごろも
むかしきて
ふりけむそでや
けふのはふりこ


白波の
立ち乍らだに
長門なる
豐浦の里の
とよられよかし
しらなみの
たちながらだに
なかどなる
とようらのさとの
とよられよかし


山びこの
こたふる山の
郭公
ひとこゑなけば
ふた聲ぞきく
やまびこの
こたふるやまの
ほととぎす
ひとこゑなけば
ふたこゑぞきく
В горах, где
Эхо отвечает,
Если зазвучит
Кукушки голос, —
Два голоса услышишь!
Примерный перевод

君が代は
白雲かゝる
筑波嶺の
峰のつゞきの
海となるまで
きみがよは
しらくもかかる
つくばねの
みねのつづきの
うみとなるまで


心さへ
結ぶの神や
作りけむ
とくるけしきも
見えぬ君かな
こころさへ
むすぶのかみや
つくりけむ
とくるけしきも
みえぬきみかな


ひたぶるに
山田もる身と
なりぬれば
我のみ人を
驚かす哉
ひたぶるに
やまだもるみと
なりぬれば
われのみひとを
おどろかすかな


棚ばたの
苔の衣を
厭はずば
人なみ〳〵に
かしも志てまし
たなばたの
こけのころもを
いたはずば
ひとなみなみに
かしもしてまし


天の河
苗代水に
せきくだせ
あま降ります
かみならばかみ
あまのかは
なはしろみづに
せきくだせ
あまくだります
かみならばかみ

Разбор
天の川から苗代水を堰(せ)いて地に落として下さい。天から降臨して、雨も降らせもする神様ならば、その神よ。
伊予の国(愛媛県)で、正月から四月まで雨が降らず苗代も出来ないので、歌を詠み雨が降ることを祈ったものです。   
注・・あま下り=「天下り」で天から降臨する意に「雨降(くだ)り」の意を掛ける。
作者・・能因法師=のういんほうし。988~1050。中古36歌仙。著書「能因歌枕」など。
さらしなや
をば捨山に
旅寐して
こよひの月を
昔みしかな
さらしなや
をばすてやまに
たびねして
こよひのつきを
むかしみしかな
В Сарасина,
На горе Обасутэ
Заночевал в пути,
Не эту ли луну
Я видел когда-то прежде?
Примерный перевод

みづ垣に
くちなし染の
衣きて
紅葉にまじる
人やはふりこ
みづかきに
くちなしそめの
ころもきて
もみぢにまじる
ひとやはふりこ


よそにのみ
思ひおこせし
筑波ねの
峯の白雪
けふみつる哉
よそにのみ
おもひおこせし
つくばねの
みねのしらゆき
けふみつるかな


五月まつ
なにはの浦の
時鳥
海士のたくなは
くり返し鳴け
さつきまつ
なにはのうらの
ほととぎす
あまのたくなは
くりかへしなけ


都人
きかぬはなきを
音なしの
瀧とは誰か
云ひはじめけむ
みやこひと
きかぬはなきを
おとなしの
たきとはたれか
いひはじめけむ


としふれば
かはらに松は
おひにけり
子の日しつべき
ねやのうへかな
としふれば
かはらにまつは
おひにけり
ねのひしつべき
ねやのうへかな


年経れば
河原に松は
生ひにけり
子の日しつへき
寝屋の上かな
としふれば
かはらにまつは
おひにけり
ねのひしつへき
ねやのうへかな


里人の
汲むだに今は
なかるべし
磐井の清水
草生ひにけり
さとひとの
くむだにいまは
なかるべし
いはゐのしみづ
くさおひにけり

*
うへをきて
雨ときかする
松風に
のこれる人は
袖そぬれける
うへをきて
あめときかする
まつかぜに
のこれるひとは
そでそぬれける


夏の日は
影にすゝみし
片岡の
はゝそは秋そ
色付にける
なつのひは
かげにすすみし
かたをかの
ははそはあきそ
いろづにける


いたつらに
我身もふりぬ
高砂の
尾上にたてる
松ひとりかは
いたつらに
わがみもふりぬ
たかさごの
おのえにたてる
まつひとりかは


むかしこそ
何ともなしに
恋しけれ
伏見の里に
こよひやとりて
むかしこそ
なにともなしに
こひしけれ
ふしみのさとに
こよひやとりて


何事を
そむきはてぬと
思ふらん
此世はすてぬ
身にこそ有けれ
なにことを
そむきはてぬと
おもふらん
このよはすてぬ
みにこそありけれ