庭の面は
まだかはかぬに
夕立の
空さりげなく
すめる月かな
にはのおもは
まだかはかぬに
ゆふだちの
そらさりげなく
すめるつきかな
Ливень прошёл,
И сад
Ещё просохнуть не успел,
А с неба чистого уже сияет
Луна...

狩衣
われとはすらじ
露しげき
野原の萩の
花にまかせて
かりごろも
われとはすらじ
つゆしげき
のはらのはぎの
はなにまかせて
Не стану красить сам
Свое охотничье я платье,
Доверюсь я цветам
Осенних хаги
В полях, сверкающих росой.
* Тема кустарника хаги, его листьев, красиво желтеющих снизу, и его мелких белых цветов, украшающих поля, — одна из постоянных в осеннем наборе. Прототип — песня неизвестного автора из «Манъёсю»:
Не буду красить
Своё платье:
Если отправлюсь в поле Такамацу —
Окрасится оно само
Цветами хаги.
こよひたれ
すず吹く風を
身にしめて
吉野の嶽の
月を見るらむ
こよひたれ
すずふくかぜを
みにしめて
よしののたけの
つきをみるらむ
Сегодня вновь взойдёт луна над кручею Ёсино
И кто-то будет любоваться ею,
Ёжась на ветру,
Что клонит долу
Мелкий тростник в полях.
* ...над кручею Ёсино... — имеется в виду самый высокий пик гор Ёсино в провинции Ямато (см. также коммент. 1, 100, 158).

あまつそら
ひとつにみゆる
こしの海の
浪をわけても
かへる雁かね
あまつそら
ひとつにみゆる
こしのうみの
なみをわけても
かへるかりかね


ひとこゑは
さやかに鳴きて
ほとときす
雲ちはるかに
とほさかるなり
ひとこゑは
さやかになきて
ほとときす
くもちはるかに
とほさかるなり


みやこには
また青葉にて
みしかとも
もみちちりしく
白川のせき
みやこには
またあをはにて
みしかとも
もみちちりしく
しらかはのせき
Хоть и видел я,
Что листья все зелёные ещё
В столице,
Осенним же листом всё устлано
На заставе Сиракава.
Примерный перевод

山めくる
雲のしたにや
成りぬらん
すそ野の原に
しくれすくなり
やまめくる
くものしたにや
なりぬらむ
すそののはらに
しくれすくなり


こえかねて
いまそこし路を
かへる山
雪ふる時の
名にこそ有りけれ
こえかねて
いまそこしちを
かへるやま
ゆきふるときの
なにこそありけれ


おもへとも
いはてしのふの
すり衣
こころのうちに
みたれぬるかな
おもへとも
いはてしのふの
すりころも
こころのうちに
みたれぬるかな


あさましや
おさふる袖の
したくくる
涙のすゑを
人やみつらん
あさましや
おさふるそての
したくくる
なみたのすゑを
ひとやみつらむ


せきかぬる
涙の川の
はやきせは
あふよりほかの
しからみそなき
せきかぬる
なみたのかはの
はやきせは
あふよりほかの
しからみそなき


わか袖の
しほのみちひる
うらならは
涙のよらぬ
をりもあらまし
わかそての
しほのみちひる
うらならは
なみたのよらぬ
をりもあらまし


人はいさ
あかぬよとこに
ととめつる
わか心こそ
われをまつらめ
ひとはいさ
あかぬよとこに
ととめつる
わかこころこそ
われをまつらめ


おもひかね
夢にみゆやと
かへさすは
うらさへ袖は
ぬらささらまし
おもひかね
ゆめにみゆやと
かへさすは
うらさへそては
ぬらささらまし


水くきは
これをかきりと
かきつめて
せきあへぬ
物は涙なりけり
みつくきは
これをかきりと
かきつめて
せきあへぬものは
なみたなりけり


山しろの
みつののさとに
いもをおきて
いくたひよとに
舟よはふらん
やましろの
みつののさとに
いもをおきて
いくたひよとに
ふねよはふらむ


人しれぬ
おほうち山の
やまもりは
こかくれてのみ
月をみるかな
ひとしれぬ
おほうちやまの
やまもりは
こかくれてのみ
つきをみるかな


み山木の
その梢とも
見えざりし
櫻は花に
あらはれにけり
みやまきの
そのこずゑとも
みえざりし
さくらははなに
あらはれにけり


近江路や
まのゝ浜へに
駒とめて
比良の高ねの
花をみる哉
あふみぢや
まののはまへに
こまとめて
ひらのたかねの
はなをみるかな


草かくれ
見えぬをしかも
妻こふる
声をはえこそ
しのはさりけれ
くさかくれ
みえぬをしかも
つまこふる
こゑをはえこそ
しのはさりけれ