風をいたみ
岩うつ波の
おのれのみ
くだけて物を
おもふ頃かな
かぜをいたみ
いわうつなみの
おのれのみ
くだけてものを
おもふころかな
Как ветер жесток,
Бьются волны в недвижные скалы,
Будто это я сам:
Во мне все рвётся на части
Теперь, в ненастливый час.
Данное стихотворение взято из первой книги «Песен любви» антологии «Сика вакасю» [210](«Изборник песен Ямато — цветы словес», 1141—1151, далее — «Сикасю»).
梅が枝に
ものうきほどに
散る雪を
花ともいはじ
春の名だてに
うめがえに
ものうきほどに
ちるゆきを
はなともいはじ
はるのなだてに
Снег мокрый падает
И нехотя ложится на ветки слив,
Его кой-кто готов принять за лепестки,
Но я б не стал:
Зачем же обижать весну?

春雨の
そほふる空の
をやみせず
落つる涙に
花ぞ散りける
はるさめの
そほふるそらの
をやみせず
おつるなみだに
はなぞちりける
Весенний долгий дождь...
Кажется:
Льются с небес
Бесконечные слёзы
По опавшим цветам.
* Поэт использует приём аллюзии, намекая на песню Отомо Куронуси из «Кокинсю» (свиток «Песни весны» [88]):
Весенний дождь
Не слёзы ль?
Нет человека,
Что не жалел бы
О вишни опадающих цветах!
かりがねの
帰る羽風や
さそふらむ
過ぎゆく峰の
花ものこらぬ
かりがねの
かへるはかぜや
さそふらむ
すぎゆくみねの
はなものこらぬ
Летят через горы дикие гуси,
Крыльями машут.
Быть может, от этого ветра
И облетели так быстро
С вишен цветы?
* Намёк на песню Исэ из «Кокинсю» (см. коммент. 62).
名取川
やなせの波ぞ
さわぐなる
もみぢやいとど
寄りてせくらむ
なとりがは
やなせのなみぞ
さわぐなる
もみぢやいとど
よりてせくらむ
Вокруг плотины Натори-реки
С шумом вздымаются волны:
Наверное, скопились
Опавшие листья
И путь преграждают теченью.
* Река Натори протекает в южной части префектуры Мияги, одно из достопримечательных мест, название которого часто встречается в хэйанской поэзии. Вокруг плотины... — с одной стороны, автор использует гиперболу: множество листьев, опавших в горную реку, преграждают путь теченью, образуя плотину. Одновременно имеется в виду яна — плотина, возводимая рыбаками для ловли рыбы, представляла собой нагромождение из деревьев или бамбука на мелководье в узком месте реки.
夏刈りの
荻の古枝は
枯れにけり
むれゐし鳥は
空にやあるらむ
なつかりの
をぎのふるえだは
かれにけり
むれゐしとりは
そらにやあるらむ
Осенью сжаты колосья,
Зимой — засохли и стебли у оги,
И птицам здесь
Более нечего делать,
Летают, наверное, в небесах!

白波に
羽根うちかはし
浜千鳥
かなしきものは
夜の一声
しらなみに
はねうちかはし
はまちとり
かなしきものは
よるのひとこゑ
Шумно хлопая крыльями,
Над волнами летают
Птицы тидори.
Их голоса в ночной тишине
В единый сливаются хор.

衣川
見なれし人の
わかれには
たもとまでこそ
波は立ちけれ
ころもかは
みなれしひとの
わかれには
たもとまでこそ
なみはたちけれ
«Реку облаченья» тебе предстоит
Перейти, - недаром намокли
Мои рукава. Однако, увы,
Не от волн:
Виною тому — разлука с тобою.
* Образ песни строится на ассоциативно связанных словах (энго): название реки Коромогава, где королю в нарицательном значении — «платье» (отсюда — «Река облаченъя»), ассоциативно связывается и как бы обусловливает употребление далее в тексте слова рукава. Сама река находится в префектуре Иватэ и впадает в реку Китаками-гава.
筑波山
は山しげ山
しげけれど
思ひ入るには
さはらざりけり
つくばやま
はやましげやま
しげけれど
おもひいるには
さはらざりけり
Окружена гора Цукуба
Горами многими,
Покрытыми лесами,
Но и они не помешают мне
Добраться до ее вершины.

霜の上に
けさ降る雪の
寒ければ
かさねて人を
つらしとぞ思ふ
しものうへに
けさふるゆきの
さむければ
かさねてひとを
つらしとぞおもふ
Вчера лег иней,
Нынче утром - снег,
Как посмотрю,
И сердце у тебя
День ото дня все холоднее.

山城の
淀の若こも
刈りにきて
袖濡れぬとは
かこたざらなむ
やましろの
よどのわかこも
かりにきて
そでぬれぬとは
かこたざらなむ
Как увлажнились рукава от слез!
Как будто в Ёдо,
В заводи речной,
Я водоросли срезала — комо.
Как редко ты приходишь!

思ひやる
よその村雲
しぐれつつ
安達の原に
もみぢしぬらむ
おもひやる
よそのむらくも
しぐれつつ
あだちのはらに
もみぢしぬらむ
Тоскую о тебе,
Живущей так далеко:
Там, верно, ходят тучи друг за другом,
Дождь моросит, и зелень на полях Адати
Свой изменила цвет.

吉野山
峯の白雪
いつきえて
けさは霞の
立ちかはるらん
よしのやま
みねのしらゆき
いつきえて
けさはかすみの
たちかはるらむ
Белый снег
С вершин гор Ёсино
Когда исчез?
Должно быть, превратился он
В тумана дымку...
Примерный перевод

花の色に
そめしたもとの
をしけれは
衣かへうき
けふにもあるかな
はなのいろに
そめしたもとの
をしけれは
ころもかへうき
けふにもあるかな


夏にこそ
さきかかりけれ
ふちの花
松にとのみも
思ひけるかな
なつにこそ
さきかかりけれ
ふちのはな
まつにとのみも
おもひけるかな


あしのはに
かくれてすみし
つのくにの
こやもあらはに
冬はきにけり
あしのはに
かくれてすみし
つのくにの
こやもあらはに
ふゆはきにけり


ゆきつもる
おのか年をは
しらすして
はるをはあすと
きくそうれしき
ゆきつもる
おのかとしをは
しらすして
はるをはあすと
きくそうれしき


ふなちには
草の枕も
むすはねは
おきなからこそ
夢も見えけれ
ふなちには
くさのまくらも
むすはねは
おきなからこそ
ゆめもみえけれ


あたなりな
とりのこほりに
おりゐるは
したよりとくる
事はしらぬか
あたなりな
とりのこほりに
おりゐるは
したよりとくる
ことはしらぬか


この家は
うるかいりても
見てしかな
あるしなからも
かはんとそ思ふ
このいへは
うるかいりても
みてしかな
あるしなからも
かはむとそおもふ


おやのおやと
おもはましかは
とひてまし
わかこのこには
あらぬなるへし
おやのおやと
おもはましかは
とひてまし
わかこのこには
あらぬなるへし


いく世にか
かたりつたへむ
はこさきの
松のちとせの
ひとつならねは
いくよにか
かたりつたへむ
はこさきの
まつのちとせの
ひとつならねは


そめ河に
やとかる浪の
はやけれは
なき名立つとも
今は怨みし
そめかはに
やとかるなみの
はやけれは
なきなたつとも
いまはうらみし


卯の花の
さけるかきねに
やとりせし
ねぬにあけぬと
おとろかれけり
うのはなの
さけるかきねに
やとりせし
ねぬにあけぬと
おとろかれけり


ゆく水の
岸ににほへる
女郎花
しのひに浪や
思ひかくらん
ゆくみつの
きしににほへる
をみなへし
しのひになみや
おもひかくらむ


このこにて
心をさなく
とはすとも
おやのおやにて
うらむへしやは
このこにて
こころをさなく
とはすとも
おやのおやにて
うらむへしやは


夏草は
結ぶ計りに
成りにけり
野飼し駒や
あくがれぬらむ
なつくさは
むすぶばかりに
なりにけり
のかひしこまや
あくがれぬらむ


おともせで
思ひにもゆる
螢こそ
なく虫よりも
哀なりけれ
おともせで
おもひにもゆる
ほたるこそ
なくむしよりも
あはれなりけれ


夏刈の
玉江の芦を
ふみ志だき
群れ居る鳥の
たつ空ぞなき
なつかりの
たまえのあしを
ふみしだき
むれゐるとりの
たつそらぞなき


東路に
こゝをうるまと
いふことは
行きかふ人の
あれば也鳬
あづまぢに
ここをうるまと
いふことは
ゆきかふひとの
あればなりけり


年ごとに
昔は遠く
なりゆけど
うかりし秋は
又もきにけり
としごとに
むかしはとほく
なりゆけど
うかりしあきは
またもきにけり


淀野へと
み秣山に
行く人も
暮にはたゞに
かへるものかは
よだのへと
みまぐさやまに
ゆくひとも
くれにはただに
かへるものかは



出づる湯の
わくに懸れる
白糸は
くる人絶ぬ
物にぞ有ける
いづるゆの
わくにかけれる
しらいとは
くるひとたえぬ
ものにぞあける


年をへて
澄める清水に
影みれば
瑞齒ぐむ迄
老ぞしにける
としをへて
すめるしみづに
かげみれば
みづはぐむまで
おいぞしにける


都へと
いきの松原
いきかへり
君が千年に
あはむとすらむ
みやこへと
いきのまつはら
いきかへり
きみがちとせに
あはむとすらむ


つねならぬ
やまの櫻に
心いりて
池の蓮を
いひなはなちそ
つねならぬ
やまのさくらに
こころいりて
いけのはちすを
いひなはなちそ


春日野に
朝鳴く雉の
はね音は
雪の消えまに
若菜つめとや
かすがのに
あさなくきぢの
はねおとは
ゆきのきえまに
わかなつめとや
На поле Касуга
Шум крыльев фазана
Слышен поутру:
Не говорит ли он брать весенние травы
Там, где он снег разметал.
Примерный перевод

風をいたみ
岩うつ波の
己のみ
くだけてものを
思ふ頃かな
かぜをいたみ
いはうつなみの
おのれのみ
くだけてものを
おもふころかな
Как ветер жесток,
Бьются волны в недвижные скалы,
Будто это я сам:
Во мне все рвётся на части
Теперь, в ненастливый час.
Включено в Огура Хякунин Иссю, 48

(Перевод по книге «Сто стихотворений ста поэтов»: Старинный изборник японской поэзии VII—XIII вв./ Предисл., перевод со старояп., коммент. В. С. Сановича; Под ред. В. Н. Марковой. — 3-е изд., доп. и перераб. — М.-СПб.: Летний сад; Журнал «Нева», 1998. — 288 с.)
色寒み
春やまだこぬと
思ふまで
山の櫻を
ゆきかとぞみる
いろさむみ
はるやまだこぬと
おもふまで
やまのさくらを
ゆきかとぞみる


吉野山
ふもとの櫻
散りぬらし
立ちものぼらで
消ゆる白雲
よしのやま
ふもとのさくら
ちりぬらし
たちものぼらで
きゆるしらくも


言の葉に
云置く露も
なかり鳬
忍び草には
音をのみぞ泣く
ことのはに
いひおくつゆも
なかりけり
しのびくさには
ねをのみぞなく


千早ぶる
いづしの宮の
神の駒
人な乘りそや
崇りもぞする
ちはやぶる
いづしのみやの
かみのこま
ひとなのりそや
たたりもぞする


光なき
谷にも春の
岩つゝじ
いはで入日の
いろに咲くらむ
ひかりなき
たににもはるの
いはつつじ
いはでいりひの
いろにさくらむ


花色に
染めし袂の
惜ければ
衣替う氣
今日にも有哉
はなのいろに
そめしたもとの
をしければ
ころもかへうき
けふにもあるかな


春立ちて
程やへぬらむ
しがらきの
山はかすみに
うづもれにけり
はるたちて
ほどやへぬらむ
しがらきの
やまはかすみに
うづもれにけり
Пришла пора,
И вот весна настала:
Гора Сигараки
Вся скрылась
Под весенней дымкой.
Примерный перевод

織女の
わかれし日より
秋風の
夜ことにさむく
成まさる哉
たなはたの
わかれしひより
あきかぜの
よことにさむく
なりまさるかな


芦のやの
こやのしのやの
忍ひにも
人にしられぬ
ふしをみせなん
あしのやの
こやのしのやの
しのひにも
ひとにしられぬ
ふしをみせなん


思ひやれ
我衣ては
難波なる
あしのうら葉の
かはくよそなき
おもひやれ
わがころもては
なにはなる
あしのうらはの
かはくよそなき


思いてゝ
かなしき物は
人しれぬ
心のうちの
わかれなりけり
おもいてて
かなしきものは
ひとしれぬ
こころのうちの
わかれなりけり


秋風の
ふかぬころたに
ある物を
こよひはいとゝ
人そ恋しき
あきかぜの
ふかぬころたに
あるものを
こよひはいとと
ひとそこひしき


形見にと
ふかく染てし
花の色を
うすき衣に
ぬきやかふらん
かたみにと
ふかくそめてし
はなのいろを
うすきころもに
ぬきやかふらん


風にのみ
まかせてはみし
梅花
おりて袂に
かをも移さん
かぜにのみ
まかせてはみし
うめのはな
おりてたもとに
かをもうつさん


うくひすの
きゐる羽風に
散花を
のとけくみんと
思ひける哉
うぐひすの
きゐるばかぜに
ちるはなを
のどけくみんと
おもひけるかな


鳴鹿の
声きくことに
秋はきの
下葉こかれて
物をこそ思へ
なくしかの
こゑきくことに
あきはきの
したばこかれて
ものをこそおもへ


荻の葉に
ふく秋風を
忘れつゝ
恋しき人の
くるかとそ思ふ
をぎのはに
ふくあきかぜを
わすれつつ
こひしきひとの
くるかとそおもふ


哀をは
しらしと思へと
虫のねに
心よはくも
なりぬへきかな
あはれをは
しらしとおもへと
むしのねに
こころよはくも
なりぬへきかな


昔へを
思ふ涙の
春雨は
わか袂にそ
わきてふりける
むかしへを
おもふなみだの
はるさめは
わかたもとにそ
わきてふりける


世中は
おとろへゆけと
桜はな
色はむかしの
春にそ有ける
よのなかは
おとろへゆけと
さくらはな
いろはむかしの
はるにそありける


秋風は
むかしの人に
あらねとも
吹くるよひは
あはれとそ思
あきかぜは
むかしのひとに
あらねとも
ふきくるよひは
あはれとそおも


みさこゐる
あら礒波や
さはくらん
塩やく煙
なひくかたみゆ
みさこゐる
あらいそなみや
さはくらん
しほやくけぶり
なひくかたみゆ


けさみれは
あまの小舟も
かよふ也
塩みつ浦は
こほらさるらし
けさみれは
あまのをぶねも
かよふなり
しほみつうらは
こほらさるらし