世の中は
つねにもがもな
なぎさこぐ
あまの小舟の
綱手かなしも
よのなかは
つねにもがもな
なぎさこぐ
あまのをぶねの
つなでかなしも
Если б в нашем мире
Ничто не менялось вовек!
О, лодчонка на взморье!
Рыбак в ней правит веслом,
Второй — бичевой её тянет.
В ант. «Синтёкусэн вакасю» («Новый изборник песен Ямато — по указу государя», 1232) оно входит в «Песни странствий», без заглавия.
В изборнике Санэтомо ему предшествует заголовок: «Лодка».

みふゆつき
はるしきぬれば
あをやぎの
かづらきやまに
霞たなびく
みふゆつき
はるしきぬれば
あをやぎの
かづらきやまに
かすみたなびく

[2]

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このねぬる
朝げの風に
かをるなり
軒ばの梅の
春のはつ花
このねぬる
あさげのかぜに
かをるなり
のきばのうめの
はるのはつはな


櫻花
ちらばをしけむ
玉ほこの
道行ぶりに
折りてかざゝむ
さくらばな
ちらばをしけむ
たまほこの
みちゆきぶりに
をりてかざさむ


玉藻刈る
ゐでの志がらみ
春かけて
咲くや川瀬の
山吹の花
たまもかる
ゐでのしがらみ
はるかけて
さくやかはせの
やまぶきのはな


ゆふぐれは
衣手すゞし
高圓の
をのへの宮の
秋のはつかぜ
ゆふぐれは
ころもですずし
たかまとの
をのへのみやの
あきのはつかぜ


道のべの
小野の夕霧
立ちかへり
みてこそ行かめ
秋萩の花
みちのべの
をののゆふぎり
たちかへり
みてこそゆかめ
あきはぎのはな


雲のゐる
梢はるかに
霧こめて
高師のやまに
鹿ぞ鳴くなる
くものゐる
こずえはるかに
きりこめて
たかしのやまに
しかぞなくなる
В горах Такаси, где
Туман осенний вдалеке покрыл
Деревьев ветви,
Где были облака,
Кричит олень.
Примерный перевод

ぬれて折る
袖の月かげ
ふけにけり
籬の菊の
花のうへの露
ぬれてをる
そでのつきかげ
ふけにけり
まがきのきくの
はなのうへのつゆ
Промок от росы
И в лунном свете
Потемнел рукав,
Когда срывал из изгороди
Цветок хризантемы.
Примерный перевод

渡の原
八重のしほ路に
とぶ雁の
つばさの浪に
秋風ぞ吹く
わたのはら
やへのしほぢに
とぶかりの
つばさのなみに
あきかぜぞふく
Над равниной моря
И дальними морскими путями,
По которым летят гуси,
На взмахах их крыльев
Дует осенний ветер.
Примерный перевод

雁なきて
寒きあさげの
つゆ霜に
やのゝ神山
色づきにけり
かりなきて
さむきあさげの
つゆしもに
やののかむやま
いろづきにけり
Гуси кричат
Холодна их утренняя еда
От росы и мороза
Гора Яну-но Камуяма
Окрасилась в осенние цвета!
Возможно, отсылка к Манъёсю, 2178.
風寒み
夜の更けゆけば
いもが島
かたみの浦に
千鳥鳴く也
かぜさむみ
よのふけゆけば
いもがしま
かたみのうらに
ちとりなくなり
Не потому ль,
Что ветер холоден и ночь стемнела
На острове Любимой, Имогасима,
В бухте памяти Катами
Заплакали тидори.
Примерный перевод

山たかみ
あけはなれゆく
横雲の
たえまにみゆる
峯の白雪
やまたかみ
あけはなれゆく
よこぐもの
たえまにみゆる
みねのしらゆき
Горы высоки,
И на рассвете отрываются от них и уплывают
Облака, что рядом,
А меж ними в разрывах
Белый снег вершин.
Примерный перевод

ものゝふの
八十氏川を
行く水の
流れてはやき
年の暮かな
もののふの
やそうじかはを
ゆくみづの
ながれてはやき
としのくれかな
И года уж конец,
Что пролетел стремительно, как течение
Бегущей воды
Реки Удзи, где жили
Сотни воинских родов...
Примерный перевод

世のなかは
常にもがもな
渚こぐ
蜑の小船の
綱手かなしも
よのなかは
つねにもがもな
なぎさこぐ
あまのをぶねの
つなてかなしも


狹莚に
露のはかなく
置きていなば
曉ごとに
消えや渡らむ
さむしろに
つゆのはかなく
おきていなば
あかつきごとに
きえやわたらむ


志らま弓
いそべの山の
松の色の
常盤にものを
思ふ頃かな
しらまゆみ
いそべのやまの
まつのいろの
ときはにものを
おもふころかな


我戀は
あはでふる野の
小笹原
いく夜迄とか
霜の置くらむ
わがこひは
あはでふるのの
をささはら
いくよまでとか
しものおくらむ


思出でゝ
夜はすがらに
音をぞなく
有し昔の
世々のふるごと
おもいでて
よるはすがらに
ねをぞなく
ありしむかしの
よよのふるごと


葛城や
高間の櫻
ながむれば
ゆふ居る雲に
はるかぜぞふく
かづらきや
たかまのさくら
ながむれば
ゆふゐるくもに
はるかぜぞふく


ほとゝぎす
聞けども飽かず
橘の
花散る里の
五月雨のころ
ほととぎす
きけどもあかず
たちばなの
はなちるさとの
さみだれのころ


眺め侘び
行方も知らぬ
ものぞ思ふ
八重の汐路の
秋の夕暮
ながめわびび
ゆきかたもしらぬ
ものぞおもふ
やへのしほぢの
あきのゆふぐれ


夕されば
野路の苅萓
打ち靡き
亂れてのみぞ
露も置きける
ゆふされば
のぢのかるかや
うちなびき
みだれてのみぞ
つゆもおきける


端籬の
久しき世より
ゆふだすき
かけし心は
神ぞしるらむ
はまがきの
ひさしきよより
ゆふだすき
かけしこころは
かみぞしるらむ


我がせこを
松浦の山の
葛かづら
邂逅にだに
くる由もなし
わがせこを
まつうらのやまの
くずかづら
わくらばにだに
くるよしもなし