身のほどを
思ひつづくる
夕暮れの
荻の上葉に
風わたるなり
みのほどを
おもひつづくる
ゆふぐれの
をぎのうはばに
かぜわたるなり
Раздумья грустные одолевают,
И шелест ветра в листьях оги
В осенних сумерках
Лишь глубже повергает
Меня в печаль.

別れ路は
雲居のよそに
なりぬとも
そなたの風の
便り過ぐすな
わかれぢは
くもゐのよそに
なりぬとも
そなたのかぜの
たよりすぐすな
Знаю, далекой — как небеса,
Будет дорога разлуки,
И все же
Случая не упускай
Мне весточку с ветром послать!
* Ветер-вестник (кадзэ-но таёри) — образ, встречавшийся в «Кокинсю».
花すすき
秋の末葉に
なりぬれば
ことぞともなく
露ぞこぼるる
はなすすき
あきのすゑはに
なりぬれば
ことぞともなく
つゆぞこぼるる
Обильной росой
Увлажнен в сентябре
Цветущий мискант,
И невольные слезы
Наполняют глаза...

ともしする
ほくしの松も
きえなくに
と山の雲の
あけわたるらん
ともしする
ほくしのまつも
きえなくに
とやまのくもの
あけわたるらむ


物ことに
あきのけしきは
しるけれと
まつ身にしむは
荻のうは風
ものことに
あきのけしきは
しるけれと
まつみにしむは
をきのうはかせ


難波江の
志げき蘆間を
こぐ舟は
棹の音にぞ
ゆく方を志る
なにはえの
しげきあしまを
こぐふねは
さをのおとにぞ
ゆくかたをしる
В заливе Нанива
Меж густо разросшихся камышей
Ладьи плывущей
По звуку шеста лишь
Я знаю, куда она идёт.
Примерный перевод

なごりなく
夜半の嵐に
雲晴れて
心のまゝに
すめる月かな
なごりなく
よはのあらしに
くもはれて
こころのままに
すめるつきかな
Бесследно
Разметало облака
Ночною бурей,
И засияла
На ясном небе луна!
Примерный перевод
思うとおり。思いのまま。
待ちつけむ
我身なりせば
歸るべき
程を幾度
君にとはまし
まちつけむ
わがみなりせば
かへるべき
ほどをいくたび
きみにとはまし


つらかりし
心ならひに
あひみても
猶夢かとぞ
疑はれける
つらかりし
こころならひに
あひみても
なほゆめかとぞ
うたがはれける


つらかりし
心ならひに
逢見ても
なほ夢かとぞ
疑はれける
つらかりし
こころならひに
あひみても
なほゆめかとぞ
うたがはれける


いく年に
我なりぬらむ
諸人の
花みる春を
よそにきゝつゝ
いくとしに
われなりぬらむ
もろひとの
はなみるはるを
よそにききつつ
Сколько лет уж
Лишь только слышу
О вёснах,
Когда любуются цветами все,
Кроме меня.
Примерный перевод

羨まし
雲のかけ橋
たち返り
ふたゝびのぼる
道を志らばや
うらやまし
くものかけはし
たちかへり
ふたゝびのぼる
みちをしらばや


いかにせむ
憂世の中に
すみ竈の
果は煙と
なりぬべき身を
いかにせむ
うきよのなかに
すみがまの
はてはけぶりと
なりぬべきみを


いつのまに
里なれぬらむ
時鳥
けふを五月の
始とおもふに
いつのまに
さとなれぬらむ
ほととぎす
けふをさつきの
はじめとおもふに


二葉なる
子日の小松
ゆく末に
花さくまでは
君ぞ見るべき
ふたばなる
ねのひのこまつ
ゆくすゑに
はなさくまでは
きみぞみるべき