ふく風に
をれふしぬれは
をみなへし
まかきそ花の
枕なりける
ふくかせに
をれふしぬれは
をみなへし
まかきそはなの
まくらなりける
От ветра
Сломались и пали
Цветы оминаэси,
И для ограды стали
Цветочным изголовьем...
Примерный перевод
* магаки — ограда из бамбука
秋ならで
妻よぶ鹿を
聞しかな
折から聲の
身には志むかと
あきならで
つまよぶしかを
ききしかな
をりからこゑの
みにはしむかと


河霧の
たちこめつれば
高瀬舟
わけゆく掉の
音のみぞする
かはぎりの
たちこめつれば
たかせぶね
わけゆくさをの
おとのみぞする
Речной туман
Поднялся и окутал полностью
Ладьи для мелководья, —
Лишь слышатся
Весла всплески.
Примерный перевод
たかせぶね— суда для мелководья
天のした
久しき御代の
志るしには
三笠の山の
榊をぞさす
あめのした
ひさしきみよの
しるしには
みかさのやまの
さかきをぞさす


山櫻
またこと方に
尋ね見ば
わくるこゝろを
花やうらみむ
やまさくら
またことかたに
たづねみば
わくるこころを
はなやうらみむ


足びきの
山郭公
なきぬなり
またましものを
あけぼのゝ空
あしびきの
やまほととぎす
なきぬなり
またましものを
あけぼのゝそら


夕されば
秋風吹きて
高圓の
尾花がうへに
つゆぞこぼるゝ
ゆふされば
あきかぜふきて
たかまとの
をはながうへに
つゆぞこぼるる


月澄めば
蜑の藻しほの
煙だに
立ちも登らず
うら風ぞ吹く
つきすめば
あまのもしほの
けぶりだに
たちものぼらず
うらかぜぞふく


萩が花
おなじ匂に
咲きにけり
うかりし秋の
露もさながら
はぎがはな
おなじにほひに
さきにけり
うかりしあきの
つゆもさながら


見渡せば
色の千さぐに
移ろひて
かすみをすむる
山櫻かな
みわたせば
いろのちさぐに
うつろひて
かすみをすむる
やまさくらかな


吉野河
瀧のうへなる
山ざくら
岩こすなみの
花と散るらし
よしのかは
たきのうへなる
やまざくら
いはこすなみの
はなとちるらし
Над водопадом
Реки Ёсино
Сакура горная.
С волнами, что захлёстывают камни,
Похоже, опадают лепестки.
Примерный перевод

足引の
み山がくれに
散る花を
さそひていづる
谷川のみづ
あしびきの
みやまがくれに
ちるはなを
さそひていづる
たにかはのみづ
Скрытые
В распростёртых горах
Опадающие лепестки
Уносятся и показываются
На воде долинных рек.
Примерный перевод

今こそは
板井の水の
底までも
殘るくまなく
月はすみけれ
いまこそは
いたゐのみづの
そこまでも
のこるくまなく
つきはすみけれ


稻葉吹く
蘆の丸やの
秋風に
寐ぬよをさむみ
すめる月かげ
いなばふく
あしのまろやの
あきかぜに
ねぬよをさむみ
すめるつきかげ


高圓の
をのへの雪に
跡たえて
ふりにし宮は
人もかよはず
たかまとの
をのへのゆきに
あとたえて
ふりにしみやは
ひともかよはず
На снегу поля
В Такамато
Следы пропали, —
В постаревший дворец
И люди уж не ходят...
Примерный перевод

たのめしは
人の昔に
なりはてゝ
我身にのこる
夕ぐれの空
たのめしは
ひとのむかしに
なりはてて
わがみにのこる
ゆふぐれのそら
Стал прошлым
Тот, на кого я
Полагалась,
А мне осталось лишь
Закатное небо.
Примерный перевод
От лица женщины?..
さかき葉に
卯月の御しめ
ひきかけて
みむろの山は
神まつるなり
さかきはに
うつきのみしめ
ひきかけて
みむろのやまは
かみまつるなり


伊駒山
みねに朝ゐる
しら雲の
へたつる中は
遠さかりつゝ
いこまやま
みねにあさゐる
しらくもの
へたつるなかは
とほさかりつつ


いつかわれ
かりそめにたに
やとり木の
ねもみぬ物を
うき名立らん
いつかわれ
かりそめにたに
やとりぎの
ねもみぬものを
うきなたつらん


人めもる
関より外に
あふさかを
こゆる山路の
なとなかるらん
ひとめもる
せきよりほかに
あふさかを
こゆるやまぢの
なとなかるらん


もろともに
みしはむかしの
ますかゝみ
うきかけはかり
何残るらん
もろともに
みしはむかしの
ますかかみ
うきかけはかり
なにのこるらん


五月雨に
山の雫も
落そひて
岩波たかし
谷川の水
さみだれに
やまのしずくも
おちそひて
いはなみたかし
たにかはのみづ