たなばたの
衣のつまは
心して
吹きな返しそ
秋の初風
たなばたの
ころものつまは
こころして
ふきなかへしそ
あきのはつかぜ
О ветер осени!
Прошу тебя,
Не дуй так сильно
Не поднимай подол
Прекрасной Танабаты!
我が恋は
いはぬばかりぞ
難波なる
蘆のしの屋の
下にこそ焚け
わがこひは
いはぬばかりぞ
なにはなる
あしのしのやの
したにこそたけ
Невысказанная моя любовь!
Огонь незримый
Горит в груди,
Подобно тростнику в жилише рыбака
В заливе Нанива.
うち渡す
をちかた人に
言問へば
答へぬからに
しるき花かな
うちわたす
をちかたひとに
こととへば
こたへぬからに
しるきはなかな
Шла по дороге
И, цветок увидев белый,
Спросила путника, что шел издалека,
Как называется он.
Молчание в ответ всё объяснило.
やとかれて
いくかもあらぬに
しかのなく
秋ののへとも
なりにけるかな
やとかれて
いくかもあらぬに
しかのなく
あきののへとも
なりにけるかな
君みんと
心やしけん
たつたひめ
紅葉の錦
いろをつくせり
きみみむと
こころやしけむ
たつたひめ
もみちのにしき
いろをつくせり
かなしさに
そへても物の
かなしきは
わかれのうちの
別なりけり
かなしさに
そへてもものの
かなしきは
わかれのうちの
わかれなりけり
むれてくる
大宮人は
春をへて
變らずながら
珍らしきかな
むれてくる
おほみやひとは
はるをへて
かはらずながら
めづらしきかな
ほに出でし
秋とみしまに
小山田を
又打返す
春はきにけり
ほにいでし
あきとみしまに
をやまだを
またうちかへす
はるはきにけり
ねぬ夜こそ
數つもりぬれ
時鳥
きくほどもなき
一聲により
ねぬよこそ
かずつもりぬれ
ほととぎす
きくほどもなき
ひとこゑにより
ねてのみや
人はまつらむ
子規
物思ふ宿は
きかぬ夜ぞなき
ねてのみや
ひとはまつらむ
ほととぎす
ものおもふやどは
きかぬよぞなき
思知る
人もこそあれ
味氣なく
強面き戀に
身をやかへてむ
おもひしる
ひともこそあれ
あぢけなく
つれなきこひに
みをやかへてむ
我戀は
益田の池の
うきぬなは
苦しくてのみ
年をふるかな
わがこひは
ますだのいけの
うきぬなは
くるしくてのみ
としをふるかな
常ならぬ
我身は水の
月なれば
世に住み遂げむ
事も覺えす
つねならぬ
わがみはみづの
つきなれば
よにすみとげむ
こともおぼえす
ふりはへて
斯ぞ尋ぬる
鈴鹿山
こゆる人だに
音づれねども
ふりはへて
かくぞたづぬる
すずかやま
こゆるひとだに
おとづれねども
数しらす
ひける子日の
こ松かな
一もとにたに
千世はこもるを
かすしらす
ひけるねのひの
こまつかな
ひともとにたに
ちよはこもるを
さをじかの
妻戀ひ増る
聲すなり
まのゝ萩原
盛りすぐらし
さをじかの
つまこひまさる
こゑすなり
まののはぎはら
さかりすぐらし
君が世を
いはふ心は
龜のをの
岩根のまつに
苔おふるまで
きみがよを
いはふこころは
かめのをの
いはねのまつに
こけおふるまで
今日も猶
春とも見えず
我がしめし
野邊の若菜は
雪や積む覽
けふもなほ
はるともみえず
わがしめし
のべのわかなは
ゆきやつむらん
吹きたつる
庭火の前の
笛の音を
心すみてや
神も聞くらむ
ふきたつる
にはひのまへの
ふゑのねを
こころすみてや
かみもきくらむ
思ふ事
なき身なりせば
時鳥
聞きての後は
まどろみなまし
おもふこと
なきみなりせば
ほととぎす
ききてののちは
まどろみなまし
あやにくに
きかまほしきは
ほととぎす
しのぶる程の
初音なりけり
あやにくに
きかまほしきは
ほととぎす
しのぶるほどの
はつねなりけり
銀河
あふせまれなる
七夕に
よそふはかりの
契やはせし
あまのかは
あふせまれなる
たなばたに
よそふはかりの
ちぎりやはせし
かはかりも
いかならん世の
雲間にか
又は見るへき
秋のよの月
かはかりも
いかならんよの
くもまにか
またはみるへき
あきのよのつき
七夕を
なにかうらやむ
あふことの
まれなるほとは
おとりしもせし
たなばたを
なにかうらやむ
あふことの
まれなるほとは
おとりしもせし
なきぬとも
人にかたらし
郭公
たゝしのひねは
我にきかせよ
なきぬとも
ひとにかたらし
ほととぎす
たたしのひねは
われにきかせよ
うたゝねと
思ひつるまに
冬のよの
千鳥なくまて
更にける哉
うたたねと
おもひつるまに
ふゆのよの
ちとりなくまて
ふけにけるかな
さ夜更て
衣うつなり
我ならて
またねぬ人は
あらしと思に
さよふけて
ころもうつなり
われならて
またねぬひとは
あらしとおもひに
折しもあれ
かへさ物うき
旅人の
心をしりて
ふる時雨哉
をりしもあれ
かへさものうき
たびひとの
こころをしりて
ふるしぐれかな
天の戸の
あくる空かと
見えつるは
つもれる雪の
光なりけり
あめのとの
あくるそらかと
みえつるは
つもれるゆきの
ひかりなりけり
橋はしら
それとはかりも
みるへきに
しらすなからも
過にけるかな
はしはしら
それとはかりも
みるへきに
しらすなからも
すぎにけるかな
ことに出て
まつとはいはし
をのつから
いさよふ月に
まかせてをみん
ことにいでて
まつとはいはし
をのつから
いさよふつきに
まかせてをみん
物思ひは
けさこそまされ
つらかりし
ことはことにも
あらぬ也けり
ものおもひは
けさこそまされ
つらかりし
ことはことにも
あらぬなりけり
夕暮の
空にたなひく
うき雲は
あはれ我身の
はてにそ有ける
ゆふぐれの
そらにたなひく
うきくもは
あはれわがみの
はてにそありける
あめのした
神のますてふ
三笠山
かけにかくれぬ
人はあらしな
あめのした
かみのますてふ
みかさやま
かけにかくれぬ
ひとはあらしな
Так радует осенний свежий ветер,
Подолом милого играет —
То завернёт его, то вновь опустит,
А на изнанке
Так красив узор!