たのもしな
野の宮人の
植うる花
しぐるる月に
あへずなるとも
たのもしな
ののみやひとの
ううるはな
しぐるるつきに
あへずなるとも
Цветы посадили служители храма.
Надеюсь, успеем еше
Полюбоваться на них,
Хоть едва ль устоят они
Против осенних дождей!

老いにける
渚の松の
深緑
沈める影を
よそにやは見る
をいにける
なぎさのまつの
ふかみどり
しづめるかげを
よそにやはみる
О старая сосна!
Темно-зелёной стала
Твоя хвоя,
Могу ль без сожаления смотреть
На отражение твоё в воде?

氷たに
とまらぬ春の
谷風に
またうちとけぬ
鴬の声
こほりだに
とまらぬはるの
たにかぜに
まだうちとけぬ
うぐひすのこゑ
Даже лёд
Уже тает в долине
От тёплого ветра
Но то, что ещё не оттаяло —
Камышовки голос...
Примерный перевод
春ふかみ
ゐてのかは浪
たちかへり
見てこそゆかめ
山吹の花
はるふかみ
ゐてのかはなみ
たちかへり
みてこそゆかめ
やまふきのはな


わかやとの
かきねやはるを
へたつらん
夏きにけりと
見ゆる卯の花
わかやとの
かきねやはるを
へたつらむ
なつきにけりと
みゆるうのはな


紫の
ふちさく松の
こすゑには
もとのみとりも
みえすそありける
むらさきの
ふちさくまつの
こすゑには
もとのみとりも
みえすそありける
Сиреневым цветом
Цветут глицинии
В кронах сосен,
Да так, что не видно
И зелени сосен совсем.
Примерный перевод

ほとときす
松につけてや
ともしする
人も山へに
よをあかすらん
ほとときす
まつにつけてや
ともしする
ひともやまへに
よをあかすらむ


水のおもに
てる月浪を
かそふれは
こよひそ秋の
もなかなりける
みつのおもに
てるつきなみを
かそふれは
こよひそあきの
もなかなりける


名をきけは
昔なからの
山なれと
しくるる秋は
色まさりけり
なをきけは
むかしなからの
やまなれと
しくるるあきは
いろまさりけり


老いぬれは
おなし事こそ
せられけれ
きみはちよませ
きみはちよませ
をいぬれは
おなしことこそ
せられけれ
きみはちよませ
きみはちよませ


別ちは
わたせるはしも
なきものを
いかてかつねに
こひ渡るへき
わかれちは
わたせるはしも
なきものを
いかてかつねに
こひわたるへき


ほともなく
泉はかりに
沈む身は
いかなるつみの
ふかきなるらん
ほともなく
いつみはかりに
しつむみは
いかなるつみの
ふかきなるらむ


あら玉の
としのはたちに
たらさりし
ときはのやまの
やまさむみ
風もさはらぬ
ふちころも
ふたゝひたちし
あさ霧に
こゝろもそらに
まとひそめ
みなしこ草に
なりしより
物おもふことの
葉をしけみ
けぬへき露の
よるはをきて
なつはみきはに
もえわたる
蛍を袖に
ひろひつゝ
冬は花かと
みえまかひ
このもかのもに
ふりつもる
雪をたもとに
あつめつゝ
ふみみていてし
みちはなを
身のうきにのみ
ありけれは
こゝもかしこも
あしねはふ
したにのみこそ
しつみけれ
たれこゝのつの
さは水に
なくたつのねを
久かたの
雲のうへまて
かくれなみ
たかくきこゆる
かひありて
いひなかしけむ
人はなを
かひもなきさに
みつしほの
よにはからくて
すみの江の
まつはいたつら
おいぬれと
みとりのころも
ぬきすてん
はるはいつとも
しら浪の
なみちにいたく
ゆきかよひ
ゆもとりあへす
なりにける
舟のわれをし
君しらは
あはれいまたに
しつめしと
あまのつりなは
うちはへて
ひくとしきかは
物はおもはし
あらたまの
としのはたちに
たらさりし
ときはのやまの
やまさむみ
かせもさはらぬ
ふちころも
ふたたひたちし
あさきりに
こころもそらに
まとひそめ
みなしこくさに
なりしより
ものおもふことの
はをしけみ
けぬへきつゆの
よるはおきて
なつはみきはに
もえわたる
ほたるをそてに
ひろひつつ
ふゆははなかと
みえまかひ
このもかのもに
ふりつもる
ゆきをたもとに
あつめつつ
ふみみていてし
みちはなほ
みのうきにのみ
ありけれは
ここもかしこも
あしねはふ
したにのみこそ
しつみけれ
たれここのつの
さはみつに
なくたつのねを
ひさかたの
くものうへまて
かくれなみ
たかくきこゆる
かひありて
いひなかしけむ
ひとはなほ
かひもなきさに
みつしほの
よにはからくて
すみのえの
まつはいたつら
おいぬれと
みとりのころも
ぬきすてむ
はるはいつとも
しらなみの
なみちにいたく
ゆきかよひ
ゆもとりあへす
なりにける
ふねのわれをし
きみしらは
あはれいまたに
しつめしと
あまのつりなは
うちはへて
ひくとしきかは
ものはおもはし


こひしきを
何につけてか
なくさめむ
夢たに見えす
ぬる夜なけれは
こひしきを
なににつけてか
なくさめむ
ゆめたにみえす
ぬるよなけれは


あけくれの
そらにそ我は
迷ひぬる
思ふ心の
ゆかぬまにまに
あけくれの
そらにそわれは
まよひぬる
おもふこころの
ゆかぬまにまに


おもふらむ
心の内を
しらぬ身は
しぬはかりにも
あらしとそ思ふ
おもふらむ
こころのうちを
しらぬみは
しぬはかりにも
あらしとそおもふ


ひとりぬる
やとには月の
見えさらは
恋しき事の
かすはまさらし
ひとりぬる
やとにはつきの
みえさらは
こひしきことの
かすはまさらし


なみた河
そこのみくつと
なりはてて
こひしきせせに
流れこそすれ
なみたかは
そてのみくつと
なりはてて
こひしきせせに
なかれこそすれ


としことに
春はくれとも
池水に
おふるぬなはは
たえすそ有りける
としことに
はるはくれとも
いけみつに
おふるぬなはは
たえすそありける


たなはたは
そらにしるらん
ささかにの
いとかくはかり
まつる心を
たなはたは
そらにしるらむ
ささかにの
いとかくはかり
まつるこころを


ことのねは
なそやかひなき
たなはたの
あかぬ別を
ひきしとめねは
ことのねは
なそやかひなき
たなはたの
あかぬわかれを
ひきしとめねは


水のおもに
やとれる月の
のとけきは
なみゐて人の
ねぬよなれはか
みつのおもに
やとれるつきの
のとけきは
なみゐてひとの
ねぬよなれはか


いかなれは
もみちにもまた
あかなくに
秋はてぬとは
けふをいふらん
いかなれは
もみちにもまた
あかなくに
あきはてぬとは
けふをいふらむ


名をきけは
昔なからの
山なれと
しくるるころは
色かはりけり
なをきけは
むかしなからの
やまなれと
しくるるころは
いろかはりけり


今日とくる
氷にかへて
むすぶらし
千年の春に
あはむ契を
けふとくる
こほりにかへて
むすぶらし
ちとせのはるに
あはむちぎりを


宵のまの
空の煙と
なりにきと
あまの同胞
などかつげこぬ
よひのまの
そらのけぶりと
なりにきと
あまのはらから
などかつげこぬ


世中を
何にたとへむ
秋の田を
仄かにてらす
宵のいなづま
よのなかを
なににたとへむ
あきのたを
ほのかにてらす
よひのいなづま


水清み
宿れる月の
影さへや
千代まで君と
すまむとすらむ
みづきよみ
やどれるつきの
かげさへや
ちよまできみと
すまむとすらむ


草村の
そこまで月の
照せばや
鳴く虫の音の
隱れざるらむ
くさむらの
そこまでつきの
てらせばや
なくむしのねの
かくれざるらむ


目もはるに
雲間も青く
成に鳬
今日こそ野邊に
若菜摘てめ
めもはるに
くもまもあをく
なりにけり
けふこそのべに
わかなつてめ


河風は
いかに吹くとも
山吹の
散行く水を
堰きやとめまし
かはかぜは
いかにふくとも
やまぶきの
ちりゆくみづを
せきやとめまし


世の中を
何に譬へむ
夕露も
待たで消えぬる
朝がほのはな
よのなかを
なににたとへむ
ゆふつゆも
またできえぬる
あさがほのはな


劉白若知今日好
應言此處不言何



歸谿歌鶯
更逗留於孤雲之路
辭林舞蝶
還翩翻於一月之花



欲謂之水
則漢女施粉之鏡清瑩
欲謂之花
亦蜀人濯文之錦粲爛



夜遊人欲尋來把
寒食家應折得驚



紫茸偏奪朱衣色
應是花心忘憲台



我宿の
かきねや春を
隔つらむ
夏來にけりと
見ゆる卯花
わがやどの
かきねやはるを
へだつらむ
なつきにけりと
みゆるうのはな


楊貴妃歸唐帝思
李夫人去漢皇情



水面に
照月並を
數ふれば
今宵ぞ秋の
最中也ける
みづのおもに
てるつきなみを
かぞふれば
こよひぞあきの
もなかなりける


縱以崤函為固
難留蕭瑟於雲衢
縱命孟賁而追
何遮爽籟於風境



頭目縱隨禪客乞
以秋施與太應難



花色如蒸粟
俗呼為女郎
聞名戲欲契偕老
恐惡衰翁首似霜



梧楸影中
一聲之雨空灑
鷓鴣背上
數片之紅纔殘



叢邊怨遠風聞暗
壁底吟幽月色寒



九夏三伏之暑
月竹含錯午之風
玄冬素雪之寒
朝松彰君子之德



十八公榮霜後露
一千年色雪中深



叫漢遙驚孤枕夢
和風漫入五絃彈



王朗八葉之孫
摭徐詹事之舊草
江淹一時之友
集范別駕之遺文



強吳滅兮有荊蕀
姑蘇台之露瀼瀼
暴秦衰兮無虎狼
咸陽宮之煙片片



南望則有關路之長
行人征馬駱驛於翠簾之下
東顧亦有林塘之妙
紫鴛白鷗逍遙於朱檻之前



觀空淨侶心懸月
送老高僧首剃霜



見天台山之高巖
四十五尺波白
望長安城之遠樹
百千萬莖薺青



一行斜雁雲端滅
二月餘花野外飛



昔聚丹鳥
競寸陰於十五年之間
今促畫熊
欲分手於三百盃之後



行行重行行
明月峽之曉色不盡
眇眇復眇眇
長風浦之暮聲猶深



江都之好勁捷也
七尺屏風其徒高
淮南之求神仙也
一旦乘雲而何益



職列虎牙
雖拉武勇於漢四七將
學抽麟角
遂味文章於魯二十篇



雄劍在腰
拔則秋霜三尺
雌黃自口
吟亦寒玉一聲



銀河澄朗素秋天
又見林園白露圓
毛寶龜歸寒浪底
王弘使立晚花前



むかしより
色もかはらぬ
河竹の
よゝをは君そ
かそへわたらん
むかしより
いろもかはらぬ
かはたけの
よよをはきみそ
かそへわたらん


うつろはむ
ときやみわかん
冬の夜の
霜もひとつに
さける白菊
うつろはむ
ときやみわかん
ふゆのよの
しももひとつに
さけるしらきく


世中を
なにゝたとへん
風ふけは
行衛もしらぬ
嶺のしら雲
よのなかを
なににたとへん
かぜふけは
ゆくゑもしらぬ
みねのしらくも


かりにくる
人もこそあれ
春の野に
朝なくきしの
近くも有哉
かりにくる
ひともこそあれ
はるののに
あさなくきしの
ちかくもあるかな


哀てふ
ことの葉もこそ
聞えくれ
またて消なん
露のかなしさ
あはれてふ
ことのはもこそ
きこえくれ
またてきえなん
つゆのかなしさ


つらくとも
忘れすこひん
かしまなる
あふくま川の
あふせ有やと
つらくとも
わすれすこひん
かしまなる
あふくまかはの
あふせありやと


いさやまた
恋にしぬてふ
事もなし
我をや後の
ためしにはせん
いさやまた
こひにしぬてふ
こともなし
われをやのちの
ためしにはせん


うちよする
波と尾上の
松かせと
声高砂や
いつれなるらん
うちよする
なみとおのえの
まつかせと
こゑたかさごや
いつれなるらん