よもすがら
昔のことを
見つるかな
語るやうつつ
ありし世や夢
よもすがら
むかしのことを
みつるかな
かたるやうつつ
ありしよやゆめ
О прошлом грезил я всю ночь,
И тот, с кем вёл беседу, —
Быть может, явь?
Иль прошлый мир
Всего лишь сон?

人知れず
思ふ心は
あしびきの
山した水の
わきやかへらむ
ひとしれず
おもふこころは
あしびきの
やましたみづの
わきやかへらむ
Втайне томлюсь, страдаю
По тебе, —
Словно поток невидимый, но бурный,
Что между скал несется и готов
Разбиться об утесы.

戀しきに
難波のことも
思ほえず
たれ住吉の
松といひけむ
こひしきに
なにはのことも
おもほえず
たれすみよしの
まつといひけむ


逢坂の
關のあなたも
まだみねば
東のことも
志られざりけり
あふさかの
せきのあなたも
まだみねば
あづまのことも
しられざりけり


河舟に
のりて心の
行くときは
沈める身とも
思ほえぬかな
かはふねに
のりてこころの
ゆくときは
しづめるみとも
おもほえぬかな


都には
たれをか君は
思ひ出づる
都の人は
きみをこふめり
みやこには
たれをかきみは
おもひいづる
みやこのひとは
きみをこふめり


儚くも
思ひけるかな
ちもなくて
博士の家の
乳母せむとは
はかなくも
おもひけるかな
ちもなくて
はかせのいへの
めのとせむとは


班婕妤團雪之扇
代岸風兮長忘
燕昭王招涼之珠
當沙月兮自得



醉鄉氏之國
四時獨誇溫和之天
酒泉郡之民
一頃未知沍陰之地



昔忉利天之安居九十日
刻赤栴檀而模尊容
今拔提河之滅度二千年
瑩紫磨金而禮兩足



太公望之遇周文
渭濱之波疊面
綺里季之輔漢惠
商山之月垂眉



あふさかの
関のあなたも
まだみねば
あづまのことも
しられざりけり
あふさかの
せきのあなたも
まだみねば
あづまのことも
しられざりけり


河船に
のりて心の
ゆくときは
しづめる身とも
をもはざりけり
かはふねに
のりてこころの
ゆくときは
しづめるみとも
をもはざりけり


都には
たれをか君は
思ひつる
みやこの人は
きみをこふめり
みやこには
たれをかきみは
おもひつる
みやこのひとは
きみをこふめり


逢坂の
関のあなたも
また見ねば
東の事も
知られざりけり
あふさかの
せきのあなたも
またみねば
あづまのことも
しられざりけり
Что там,
За Встреч заставой
Я не видал ещё,
И о делах восточных
Не знаю ничего...
*Адзума но кото — восточное кото, что с последней строкой читается и как "не умею играть на гуслях".
川舟に
乗りて心の
行くときは
沈める身とも
おぼえざりけり
かはふねに
のりてこころの
ゆくときは
しづめるみとも
おぼえざりけり
Когда
На лодке плыл
По реке,
Не думал я даже,
Что могу утонуть...


恋しきに
難波の事も
おぼほえず
誰住吉の
まつといひけん
こひしきに
なにはのことも
おぼほえず
たれすみよしの
まつといひけん
В тоске любовной
Я ничего и вспомнить
Не могу...
Кто выдумал вообще, что
Здесь под соснами живётся хорошо?..
Игра слов с топонимами Нанива и Сумиёси, куда они отправились.
篠のはに
むすへる霜の
とけぬれは
もとの露とも
成にける哉
しののはに
むすへるしもの
とけぬれは
もとのつゆとも
なりにけるかな


いろ〳〵に
思ひこそやれ
墨染の
袂もあけに
なれるなみたを
いろいろに
おもひこそやれ
すみぞめの
たもともあけに
なれるなみたを