音にきく
高師の浜の
あだ浪は
かけじや袖の
ぬれもこそすれ
おとにきく
たかしのはまの
あだなみは
かけじやそでの
ぬれもこそすれ
Прибрежья Такаси
Славен высокий прибой,
Но изменчивы волны.
Ужели я к ним приближусь?
Ведь намокнут мои рукава!
Стихотворение, взятое из ант. «Кинъёсю» («Песни любви», книга вторая) [501], было сложено для своеобразного «Состязания любовных писем» в ответ на стихотворение Фудзивара-но Тоситада:
«Ветер с залива
Арисо да поможет мне!
Мои тайные думы
С ночною волной прихлынут,
Чтобы ты услышала их.»
おく露も
しづ心なく
秋風に
乱れて咲ける
真野の萩原
おくつゆも
しづこころなく
あきかぜに
みだれてさける
まののはぎはら
Равнина Ману, поле Хагивара...
Цветут, колышась на ветру,
Цветы осенних хаги.
Без устали разбрасывает ветер
Росинки с лепестков.
* Хагивара — слово означает «поле хаги».
* Равнина Ману одна из достопримечательностей провинции Ямато, хотя места с таким названием были и в других провинциях: Рикудзэн, Оми, Сэтцу. Местность славилась красотой цветущих хаги.
浦風に
吹上の浜の
浜千鳥
波たちくらし
夜半に鳴くなり
うらかぜに
ふきあげのはまの
はまちとり
なみたちくらし
よはになくなり
Ветер с залива подул
В Фукиагэ:
Скоро, наверно, поднимутся волны,
В ночи
Слышатся крики тидори.
* Побережье Фукиагэ — левый берег реки Ки в г. Вакаяма (в прошлом — провинция Кии). Название традиционно используется как омонимическая метафора, перекликаясь со словом фукиагэ — «на ветру».
我戀は
天の原なる
月なれや
くるれば出づる
影をのみ見る
わがこひは
あまのはらなる
つきなれや
くるればいづる
かげをのみみる
Моя любовь
Неужто ль как луна
На равнине неба?
Лишь стемнеет,
Только свет от неё и видим...
Примерный перевод

あさまだき
霞なこめそ
山櫻
尋ねゆくまの
よそめにもみむ
あさまだき
かすみなこめそ
やまさくら
たづねゆくまの
よそめにもみむ
Пока не настало утро,
Дымка туманная, не закрывай
Сакуру в горах,
Когда пойдём к ней,
Бужем издалека любоваться!
Примерный перевод

常よりも
露けかりける
今宵かな
これや秋立つ
始なるらむ
つねよりも
つゆけかりける
こよひかな
これやあきたつ
はじめなるらむ


鏡山
みねより出づる
月なれば
曇る夜もなき
影をこそみれ
かがみやま
みねよりいづる
つきなれば
くもるよもなき
かげをこそみれ
С вершины
Горы Кагами, зеркальной,
Вышла луна!
В эту безоблачную ночь
Виден её свет.
Примерный перевод

音にきく
高師の浦の
仇波は
かけじや袖の
ぬれもこそすれ
おとにきく
たかしのうらの
あだなみは
かけじやそでの
ぬれもこそすれ
Прибрежья Такаси
Славен высокий прибой,
Но изменчивы волны.
Ужели я к ним приближусь?
Ведь намокнут мои рукава!
Включено в Огура Хякунин Иссю, 72

(Перевод по книге «Сто стихотворений ста поэтов»: Старинный изборник японской поэзии VII—XIII вв./ Предисл., перевод со старояп., коммент. В. С. Сановича; Под ред. В. Н. Марковой. — 3-е изд., доп. и перераб. — М.-СПб.: Летний сад; Журнал «Нева», 1998. — 288 с.)
恨むなよ
影みえ難き
夕月夜
おぼろげならぬ
雲間まつ身ぞ
うらむなよ
かげみえかたき
ゆふつきよ
おぼろげならぬ
くもままつみぞ


聞きてしも
猶ぞまたるゝ
時鳥
なく一聲に
あかぬこゝろは
ききてしも
なほぞまたるる
ほととぎす
なくひとこゑに
あかぬこころは


天の原
空かきくらし
降る雪に
思ひこそやれ
みよし野の山
あまのはら
そらかきくらし
ふるゆきに
おもひこそやれ
みよしののやま


春たつと
聞くにつけても
春日野の
若菜をなどか
人の忘るゝ
はるたつと
きくにつけても
かすがのの
わかなをなどか
ひとのわするる


もろかづら
かた〳〵懸くる
心をば
哀とも見し
賀茂の瑞垣
もろかづら
かたかたかけくる
こころをば
あはれともみし
かものみずがき


君見ねば
朝日の山の
もみぢ葉も
よるの錦の
心地こそすれ
きみみねば
あさひのやまの
もみぢはも
よるのにしきの
ここちこそすれ


みやこには
いかばかりかは
待ちわぶる
山ほととぎす
かたらひしねを
みやこには
いかばかりかは
まちわぶる
やまほととぎす
かたらひしねを


をとにきく
秋のみなとは
風にちる
紅葉の舟の
渡なりけり
をとにきく
あきのみなとは
かぜにちる
もみぢのふねの
わたりなりけり


たまさかに
あひてわかれし
人よりも
まさりておしき
秋の暮哉
たまさかに
あひてわかれし
ひとよりも
まさりておしき
あきのくれかな


かひなしや
岩まの水を
もらしても
すむへきことの
此世ならねは
かひなしや
いはまのみづを
もらしても
すむへきことの
このよならねは


あた浪を
岩こそこさめ
年ふとも
わか松山は
色もかはらし
あたなみを
いはこそこさめ
としふとも
わかまつやまは
いろもかはらし


年をへて
まつのお山の
あふひこそ
色もかはらぬ
かさしなりけれ
としをへて
まつのおやまの
あふひこそ
いろもかはらぬ
かさしなりけれ


ほとゝきす
行ゑもしらぬ
一声に
心そらなる
五月やみかな
ほとときす
ゆくゑもしらぬ
ひとこゑに
こころそらなる
さつきやみかな


七夕の
逢せのなとか
稀ならん
けふ引糸の
絶ぬ物から
たなばたの
あふせのなとか
まれならん
けふひくいとの
たえぬものから


こえぬより
思ひこそやれ
みちのくの
名になかれたる
白川の関
こえぬより
おもひこそやれ
みちのくの
なになかれたる
しらかはのせき


かけろふの
ほのみし人に
あひみねは
有にもあらす
恋そけぬへき
かけろふの
ほのみしひとに
あひみねは
あにもあらす
こひそけぬへき


思ひやる
心はかりは
かよふらん
霞へたつる
関路なりとも
おもひやる
こころはかりは
かよふらん
かすみへたつる
せきぢなりとも


槙の戸を
あけなからにて
明ぬれは
たのめぬ月の
影そもりこし
まきのとを
あけなからにて
あかぬれは
たのめぬつきの
かげそもりこし


待ほとの
いつともしらぬ
別路に
そふる扇の
名を頼む哉
まつほとの
いつともしらぬ
わかれぢに
そふるあふぎの
なをたのむかな


逢事の
かくてたえなは
哀わか
世ゝのほたしと
成ぬへきかな
あふごとの
かくてたえなは
あはれわか
よゝのほたしと
なりぬへきかな


恋しさに
たへて命の
あらはこそ
あはれをかけん
折もまちみめ
こひしさに
たへていのちの
あらはこそ
あはれをかけん
をりもまちみめ


はしたかの
すゝろにかゝる
すまゐして
野へのきゝすと
ねをのみそなく
はしたかの
すすろにかかる
すまゐして
のへのききすと
ねをのみそなく


にこりなき
泉にうつる
月をみて
すむらん人の
心をそくむ
にこりなき
いづみにうつる
つきをみて
すむらんひとの
こころをそくむ