よそにのみ
猶いつまでか
思ひ河
わたらぬ中の
契たのまむ
よそにのみ
なほいつまでか
おもひかは
わたらぬなかの
ちぎりたのまむ
とにかくに
心ひとつを
つくしきて
いつをおもひの
はてとかはせん
とにかくに
こころひとつを
つくしきて
いつをおもひの
はてとかはせん
鈴鹿河
八十瀬の波は
わけもせて
わたらぬ袖の
ぬるゝ比かな
すすかかは
やそせのなみは
わけもせて
わたらぬそでの
ぬるるころかな
折にふれ
時におほゆる
かなしさを
たくひあらしと
なかめてそふる
をりにふれ
ときにおほゆる
かなしさを
たくひあらしと
なかめてそふる