山の端を
出でぬと見ゆる
後までも
麓の里は
月ぞまたるゝ
やまのはを
いでぬとみゆる
のちまでも
ふもとのさとは
つきぞまたるる


浮草の
浮たる世には
誘ふ水
有りともいかゞ
身をば任せむ
うきくさの
うきたるよには
さそふみづ
ありともいかが
みをばまかせむ