霧晴れぬ
空にはそこと
知らねども
くるを頼むの
雁の玉章
きりはれぬ
そらにはそこと
しらねども
くるをたのむの
かりのたまづさ


遂にさて
捨つる身ならば
徒に
過ぎにし方や
悔しからまし
つひにさて
すつるみならば
いたづらに
すぎにしかたや
くやしからまし