わが世まで
きえぬ煙の
名残とも
みるぞ昔の
跡は嬉しき
わがよまで
きえぬけぶりの
なごりとも
みるぞむかしの
あとはうれしき


さびしとて
又はなにとか
いとふべき
尋し山の
松のあらしを
さびしとて
またはなにとか
いとふべき
たづねしやまの
まつのあらしを


昔おもふ
うつゝやいとゞ
夢ならん
老と成行
身のはかなさに
むかしおもふ
うつつやいとど
ゆめならん
おいとなりゆく
みのはかなさに