よの中を
いとふ心や
さそふらん
うきにとまらん
我なみた哉
よのなかを
いとふこころや
さそふらん
うきにとまらん
われなみたかな

*4うきにとまらぬイ
山里は
雪のうちこそ
さひしけれ
さらぬ月日も
人はとはねと
やまざとは
ゆきのうちこそ
さひしけれ
さらぬつきひも
ひとはとはねと


ふる川の
入江のはしは
波こえて
山もとめくる
五月雨の比
ふるかはの
いりえのはしは
なみこえて
やまもとめくる
さみだれのころ