從三位頼政絶えて久しくなりにける女又語らひける人に忘られて後逢ひ侍りて申し遣しける

讀人志らず



住むとしも
なくてたえにし
忘水
何故さても
思ひ出でけむ
すむとしも
なくてたえにし
わすれみづ
なにゆゑさても
おもひいでけむ