從三位頼政正下五位に叙して侍りける時、其の悦云ひ遣すとて

藤原隆信朝臣



若の浦に
立昇るなる
波の音は
こさるゝ身にも
嬉しとぞ聞く
わかのうらに
たちのぼるなる
なみのおとは
こさるるみにも
うれしとぞきく