文保三年後宇多院へ奉りける百首の歌の中に

前大納言爲世



風さゆる
うぢのあじろ木
瀬を早み
氷も波も
碎けてぞ見る
かぜさゆる
うぢのあじろき
せをはやみ
こほりもなみも
くだけてぞみる