又ならんせられむこともかたかりける女のもとより、いでおはしますにかへる厂のなくをきかせたまひて

「よそのおもひ」の見かとの御歌



今はとて
こしぢに帰る
厂がねも
猶秋ぎりの
そらをまつらむ
いまはとて
こしぢにかへる
かりがねも
なほあきぎりの
そらをまつらむ

よそのおもひ