春の頃、山さとにて見そめて侍ける女をおもひやりて

「かはぎり」の内大臣



立かくす
霞はとほく
へだつれど
花のありかに
心をぞやる
たちかくす
かすみはとほく
へだつれど
はなのありかに
こころをぞやる

春下107