京より具して侍りける女を、筑紫にまかり下りて後こと女に思ひつきて思ひいでずなりにけり。女たよりなくて京に上るべきすべもなく侍りける程に煩ふ事有りて死なむとしける折男の許にいひ遣しける

讀人志らず

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とへかしな
幾よもあらじ
露の身を
暫しも言の
葉にや懸ると
とへかしな
いくよもあらじ
つゆのみを
しばしもことの
はにやかけると