山里にまかりて歸る道に家經が西八條の家近しと聞きて車を引き入て見ありきけるに難波わたりの心ちせられていとをかしう侍りければ硯の箱の上にかきつけ侍りける

伊勢大輔

Исэ-но Тайфу

こも枕
假の旅ねに
あかさばや
入江の芦の
ひと夜ばかりを
こもまくら
かりのたびねに
あかさばや
いりえのあしの
ひとよばかりを