美作にまかり下りけるにおほいまうち君のかづけ物の事を思ひ出でゝ範永の朝臣のもとに遣しける



よゝふとも
我れ忘れめや
櫻花
こけの袂に
散りてかゝりし
よよふとも
われわすれめや
さくらばな
こけのたもとに
ちりてかかりし