故第一の親王うまれ給ひてうちつゞき前の齋宮うまれさせ給ひて内裏よりうぶやしなひなど遣はして人々歌よみ侍りけるによめる

右大臣顯房



是もまた
千代のけしきの
志るき哉
生ひ添ふ松の
二葉乍に
これもまた
ちよのけしきの
しるきかな
おひそふまつの
ふたばながらに