筑紫にくだりて侍りけるにのぼらむとて家あるじなる人のもとに遣はしける

堪圓法師



山のはに
月影みえば
思ひ出よ
あき風ふかば
われも忘れじ
やまのはに
つきかげみえば
おもひいでよ
あきかぜふかば
われもわすれじ