後一條院の御時中宮九月にうせ給ひて後朱雀院の御時又弘徽殿の中宮八月にかくれ給ひにければかの宮に侍りける伊賀少將がもとに遣はしける

前中宮出雲



いかばか
り君歎くら
む數ならぬ
身だにしられし
秋の哀を
いかばかり
きみなげくらむ
かずならぬ
みだにしられし
あきのあはれを