思ふ人のあつまへまかりけるを逢坂の関まて送るとて

前中納言匡房



限りあれは
八重の山路を
へたつとも
心は空に
かよふとをしれ
かぎりあれは
やへのやまぢを
へたつとも
こころはそらに
かよふとをしれ