四国の方修行し侍けるに、同行の都へかへり侍けるかいつ帰るへきなと申侍けれは



柴の庵の
しはし都へ
帰らしと
思はんたにも
哀なるへし
しばのいほの
しはしみやこへ
かへらしと
おもはんたにも
あはれなるへし