む月の比、山寺にこもりたりけるに、鶯の声は聞たりやと京より申ける人の返事に

藤原清正



鶯の
なく音たにせぬ
我宿は
霞そたちて
春と告つる
うぐひすの
なくねたにせぬ
わがやどは
かすみそたちて
はるとつけつる