建保の比、月のあかゝりける夜道助法親王にあひて、良久しく行末まての事なと申てあしたにつかはし侍ける

常盤井入道前太政大臣



いかならん
山のあなたの
宿まても
君をそ頼む
我名忘れそ
いかならん
やまのあなたの
やどまても
きみをそたのむ
わがなわすれそ