為兼家にて月次の歌よみ侍し時、夜卯花を

前中納言経親



月影の
もるかと見えて
夏木立
しけれる庭に
さける卯花
つきかげの
もるかとみえて
なつこだち
しけれるにはに
さけるうのはな