後法性寺入道前關白の家の百首の歌に、鶯を

正三位季經



なをさりに
一むらうへし
呉竹を
ねくらにしめて
鶯そなく
なほざりに
ひとむらうゑし
くれたけを
ねぐらにしめて
うぐひすぞなく