持明院殿にて五十番歌合侍し時、冬雲を

入道前太政大臣



夕日さす
嶺の時雨の
一むらに
みきりをすくる
雲の影かな
ゆふひさす
みねのしぐれの
ひとむらに
みきりをすくる
くものかげかな