発心集
- 第8話 道寂上人、長谷に詣で道心を祈る事
第七 (Свиток седьмой)
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元興寺に、伊賀の聖道寂といふ人ありけり。
храм Гангодзи
因果の理に暗からざりければ、深く仏道を思へり。
因果の
理
り
に暗からざりければ、深く仏道を思へり。
年若くて、長谷に参りて、道心を祈り奉りけり。
長谷. 長谷寺
храм Хасэдэра
夢中に僧ありて、示していはく、「道心は体なし。ただ、かくのごときの心を道心といふ」とのたまふとぞ見えたりける。
すなはち、世を遁れのがれ、頭おろし、所々修行しける後には、飛鳥寺の辺に庵を結び、座禅・念仏して、さしたる勤めとては、小阿弥陀一遍を読みける。
すなはち、世を
遁
のが
れのがれ、
頭
かしら
おろし、所々修行しける後には、飛鳥寺の
辺
へん
に庵を結び、座禅・念仏して、さしたる勤めとては、小阿弥陀一遍を読みける。
飛鳥寺.元興寺
小阿弥陀. 阿弥陀経
храм Асука
Амида
これ、同じく往生を遂げたりける。