花の散る頃、梨の花といふも、桜も、夕暮の風の騒ぎに、いづれと見えぬ色なるを




花といはば
いづれか匂ひ
なしと見む
散りかふ色の
異ならなくに
はなといはば
いづれかにほひ
なしとみむ
ちりかふいろの
ことならなくに