山家集
- #1126
雑下 (Разное)
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みちのくにへ修行してまかりけるに、白川のせきにとどまりて、ところがらにや、つねよりも月おもしろくあはれにて、能因が、秋風ぞ吹く、と申しけんをりいつなりけんと思ひいでられて、なごりおほくおぼえければ、せきやのはしらにかきつけける
しらかはの
せきやを月の
もるかげは
人の心を
とむるなりけり
しらかはの
せきやをつきの
もるかげは
ひとのこころを
とむるなりけり
Сайгё
танка
луна
新拾遺和歌集 > #782