保昌に忘られて侍りけるころ兼房の朝臣のとひて侍りければよめる



人志れず
物思ふことは
ならひにき
花に別れぬ
春しなければ
ひとしれず
ものおもふことは
ならひにき
はなにわかれぬ
はるしなければ