寛治八年八月十五夜鳥羽殿にて、翫池上月といへる心を

大納言公実



夜とゝもに
さはかぬ池の
水なれは
長閑にそすむ
秋の月影
よとともに
さはかぬいけの
みづなれは
のどかにそすむ
あきのつきかげ