父卿の服ぬきける比、母又身まかりにけれはよめる

法印実伊



ぬき捨る
かひこそなけれ
藤衣
今も色なる
袖の涙に
ぬきすつる
かひこそなけれ
ふぢころも
いまもいろなる
そでのなみだに