後嵯峨院かくれさせ給ひて又の年の春御はてにあたりける日詠み侍りける

禪空上人



めぐりきて
形見とならば
慰まで
同じ月日は
猶ぞかなしき
めぐりきて
かたみとならば
なぐさまで
おなじつきひは
なほぞかなしき