四位の後崇徳院の還昇いまだ許されざりける頃百首の歌部類して奉りけるついでに

皇太后宮大夫俊成

Тосинари

雲居より
なれし山路を
今さらに
霞へだてゝ
なげく春かな
くもゐより
なれしやまぢを
いまさらに
かすみへだてて
なげくはるかな


是を聞し召して還昇仰せられけるとなむ。