家に百首の歌よみ侍りける時、忍戀

後法性寺入道前關白太政大臣



戀すとは
泪に志るし
今はたゞ
君てふことを
忍ぶばかりぞ
こひすとは
なみだにしるし
いまはただ
きみてふことを
しのぶばかりぞ