後法性寺入道前關白の家の歌合に、戀依月増と云ふ事を

正三位顯家



詠むれば
戀こそまされ
我妹子が
つらき心や
月にそふらむ
ながむれば
こひこそまされ
わぎもこが
つらきこころや
つきにそふらむ