卷第十八 雜歌三



世を遁れて後四月一日法眼袈裟を見侍りて

法性寺入道前攝政太政大臣



今朝かふる
夏の衣は
年をへて
たちし位の
いろぞことなる
けさかふる
なつのころもは
としをへて
たちしくらひの
いろぞことなる