卷第十九 雜歌四



亭子院大内山におはしましける時勅使にて參りて侍りけるに麓より雲の立ちのぼりけるをみてよみ侍りける

中納言兼輔

Тюнагон Канэсукэ

志ら雲の
九重にたつ
峯なれば
大内山と
いふにぞありける
しらくもの
ここのへにたつ
みねなれば
おほうちやまと
いふにぞありける