秋戀といふ心をよみ侍りける

入道前太政大臣



萩のうへの
雁の涙を
かこつとも
戀に色こき
袖やみゆらむ
はぎのうへの
かりのなみだを
かこつとも
こひにいろこき
そでやみゆらむ