西園寺入道前太政大臣身まかりて第三年の秋常磐井入道前太政大臣の家にて三首の歌よみ侍りけるに、暮秋雨といふ事を

山階入道左大臣



ふりにける
年の三とせの
秋の雨
さらに夕の
空ぞかなしき
ふりにける
としのみとせの
あきのあめ
さらにゆふべの
そらぞかなしき