中院入道右大臣の家にて水鷄驚眠といへる心を

道因法師



夏の夜は
轉寢ながら
明けなまし
叩く水難の
音なかりせば
なつのよは
うたたねながら
あけなまし
たたくくひなの
おとなかりせば