延文の百首の歌召されけるついでに、寄蛛戀を

後光嚴院御製



小蟹の
蛛のふるまひ
兼てより
志るしも見えば
猶や頼まむ
ささがにの
くものふるまひ
かねてより
しるしもみえば
なほやたのまむ