雪の降れるあしたに男の來りてかく習ひて絶えなむはいかゞ思ふべきと云ひければ詠める

馬内侍



忘れなば
越路の雪の
跡絶えて
消ゆる例に
なりぬばかりぞ
わすれなば
こしぢのゆきの
あとたえて
きゆるためしに
なりぬばかりぞ